水染めコードバン(CORDOVAN)とは?!輝きが魅力の革財布

CORDOVAN素材

水染めコードバン

CORDOVAN素材は、種類が異なると革の風合い及び特性も大きく変化するものです。ここでは、代表的なCORDOVAN素材のひとつ「水染めコードバン」をご紹介いたします。

水染めコードバンとは?!

水染めコードバンとは

”水染めコードバン”は、仕上げ過程において、顔料を使用することなく、”アニリン”と呼ばれる染料によって、染め上げられたCORDOVAN素材です。

別名で「アニリン染めコードバン」とも呼ばれています。

CORDOVAN原皮をなめし加工した後に、アニリンによって、染め上げる工程は、実にシンプルなもの。

それゆえに、CORDOVAN素材の構造・特性をしっかりと理解した上で行わないと上質な水染めコードバンを創作することができません。

自然な”美しく輝きのある艶感”が最大の魅力に!

水染めコードバン

”水染めコードバン”の最大の特徴であり、魅力となっているのが、革素材自体が有している”美しい艶感”です。

染色・塗装加工技術によって、作られる”艶”ではなく、あくまでも、CORDOVAN素材がもともと有している特性を活かすことによって、創出される”艶”であるのがポイント。

人工的な艶ではなく、自然美を感じさせてくれる艶となっています。

水染めコードバンは最終過程にて、革表面を細やかに研磨加工を施します。

革表面を磨くことができるのは、CORDOVANならではの特徴。この特性を生かすことによって、輝かしい光沢感が創出されるのです。

水染めコードバンの課題(弱点)

人工的な加工に頼ることなく、生み出された”光沢感”は、繊細さを有することにも繋がっています。

基本的に革素材は、「水の付着に対する弱さ」を有しているものなのですが、水染めコードバンは、特に”水の付着”に対する弱さを有しているのが特徴。

水滴(雨水)が付着した時には、すぐに拭き取るようにしないと、革表面に”水シミ”が生じてしまいやすいのです。

水シミが出来てしまうと、水染めCORDOVANならではのも美しい光沢も失われることに。

水染めコードバン仕立ての革財布

高い職人技術を有する”水染めコードバン”を作れるタナリーは、世界でもわずかしか存在していません。

そんな貴重なタナリーが存在しているのが日本。日本は世界有数の水染めコードバン創出地となっています。

日本製(国産)の水染めコードバンは最高峰に位置付けられています。

そんな国産水染めコードバンを使用して、革職人の手により仕立てられた希少な革財布をご紹介いたします。

※上質な水染めコードバン仕様財布は、年々入手困難な希少&高価なアイテムとなっています。

マイスターコードバン・スカイスクレーパー(ラウンドファスナー長財布)

マイスターコードバン・スカイスクレーパー

●革ブランド:COCOMEISTER
●素材:水染めコードバン
●色彩:ブラック、ボルドーワイン、他全4色

マイスターコードバン・ハイフライヤー(長財布)

ハイフライヤー

●革ブランド:COCOMEISTER
●素材:水染めコードバン
●色彩:ブラック、ボルドーワイン、他全4色

マイスターコードバン・ラスティング(二つ折り財布)

マイスターコードバン・ラスティング

●革ブランド:COCOMEISTER
●素材:水染めコードバン
●色彩:ブラック、ボルドーワイン、他全4色

水染めコードバンのお手入れ方法

”水染めコードバン”は気品と繊細さを有する革。日々のお手入れにて、特に「水の付着」には気を付けておきたい要素となります。

そんな特徴(水しみのなりやすさ)を有していることから、水染めコードバン仕様の財布に対して、専用の撥水スプレーを塗布することをすすめているSHOPなどもわりと多く存在しています。

しかし、個人的には、撥水スプレー(防水スプレー)の使用には、否定的です。

それは現実問題として

*防水スプレーの使い方に繊細さが要求される

から。

防水スプレーを使用したことによって、”水しみ”が出来てしまうことが少なくないからです。

また、防水スプレー(撥水スプレー)を使用することで、”自然な艶感”に変化が生じることがあります。

せっかく、革素材が本来有している特性を活かした”輝かしい艶”が魅力となっているのに・・・そこに防水スプレーを塗布してしまうことで、艶感に変化が生じてしまっては、本末転倒ですよね。

ゆえに、基本としては

*水(雨など)が付着したら、即ふき取る

ことをしっかり実践することが最良のお手入れとなるものと思っています。

また、「お手入れ用のクリーム」に関しても、同様に”水染めコードバン”には、あまり使用しないほうが良いものと考えています。

詳しくは、下記記事にも記していますので、ご参考にしていただければと思います。

コードバン財布に”クリーム”でのお手入れは必要なのか?!

水染めコードバン仕立ての革小物(名刺入れ・小銭入れ)

貴重な国産”水染めコードバン”を使用して革小物(名刺入れ・小銭入れ)も創作されています。

ここでは、使い勝手(機能性)がとても良い”名刺入れ(カードケース)”と”小銭入れ(コインパース)”をご紹介いたします。

マイスターコードバン・ブレイズ(名刺入れ)

マイスターコードバン・ブレイズ

●革ブランド:COCOMEISTER
●素材:水染めコードバン
●色彩:ブラック、ボルドーワイン、他全4色

マイスターコードバン・ラウンドヘッド(小銭入れ)

ラウンドヘッド

●革ブランド:COCOMEISTER
●素材:水染めコードバン
●色彩:ブラック、ボルドーワイン、他全4色

まとめ

水染めコードバン素材の生産量が年々減少傾向となっていることから、水染めコードバン仕様の財布は、入手困難なアイテムとなっています。

価値も年々高まっており、価格も高騰傾向にて推移。

上質な水染めコードバン財布を見かけたときは、即購入するのが、最もお得なお買い物となるかと。翌年になると、必ずといってよいほど、値上がりしますからね。

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