コードバン財布を取扱っている日本革ブランド・革工房!5選

財布の話

日本革ブランド

年々その希少性が増すばかりのCORDOVAN素材。原皮の入手難易度もUPしていることから、簡単に取り扱うことが出来なくなっているのが、コードバン仕様の財布なのです。

しっかりした革素材の入手ルートを確保しておくことも重要な要素となりますからね。

そんなコードバン仕様の財布を創作し続けていることは、ある意味、革ブランド・革工房の基礎力を示す要素となっているものと、私は考えています。

コードバン財布を創作している日本革ブランド&革工房。

コードバン財布ブランド

コードバン仕様の財布を入手する上で、まず知っておきたいのが、「どんなSHOP&革ブランドでコードバン仕様の財布が作られているの?」ということなのではないでしょうかね。

希少で高価なCORDOVAN素材だからこそ、近年、偽物・粗悪品が一般市場に多数存在しています。

そんな紛い物を掴まされてしまわないようにするためには、上質なCORDOVAN素材を取扱うことが出来る、正規の革ブランド&革工房から商品を選ぶことが大切なポイントとなるものです。

世界最高のCORDOVAN素材「シェルコードバン」はホーウィン社からの認可が必要。

シェルコードバン

例えば、CORDOVAN素材の中で世界最高峰に位置づけられている「ホーウィン・シェルコードバン」などは、素材を取扱うことが出来る革ブランド&革工房が限られていたりします。

素材を創出しているタナリー”ホーウィン社”が認めてくれた革ブランド&革工房でないと、シェルコードバン(素材)を卸して(供給して)くれないんですね。

まあ、世の中には、抜け穴を探して、シェルコードバン素材を入手する方法はいくらでも存在しているのでしょうが・・・。安定して、常にシェルコードバン仕様の財布を供給していくためには、ホーウィン社の認可を受けて、正規の入手ルートにて素材供給を得ることが必須となるものです。

”シェルコードバン仕様の財布”を創作しているということは、高い技術力・経営力を有した革ブランド&革工房であることの証となるものと感じています。

革ブランド(工房)には、”鞄系”と”財布系”が存在。

革ブランド・革工房は、その生い立ちを見ると、2つの系統に分類することが出来ます。ひとつが「革製鞄(バック)」の創作を主体として、育まれてきた革ブランド・革工房。もうひとつが「革製財布」の創作を主体とした革ブランド・革工房です。

例えば、日本革ブランドにて、「土屋鞄製作所」「吉田カバン」「大峡製鞄」などは、”鞄系”の革ブランド。「COCOMEISTER」「WILDSWAN」などは、”財布系”の革ブランドと位置付けることが出来そうです。

これは、革職人にも言えることで、”鞄職人”と”財布職人”とに分類することが可能と考えています。技術的に、鞄も財布も創作できる革職人さんもいらっしゃいますが、本質的には、”鞄系”と”財布系”に分類することが出来るんですよね。

コードバン財布は、”財布系”の革ブランド(革職人)創作品を高評価しています。

これは、あくまで私見なのですが・・。様々なコードバン財布を見てきた(使用してきた)経験から感じているのが、コードバン仕様の財布に関しては、”財布系”の革ブランド(革職人)のアイテムの方が、総合的な評価が高い・・・そのように思っています。

もちろん、これは、あくまで大枠の「ブランド」評価(印象)の話。商品を個別に比較していけば、”財布系”革ブランドの中にも、低評価となるものもありますからね。(当たり前のことですが)

そのように感じる一番のポイント(要因)が

*財布系革ブランドのコードバン財布の方が、フォルムデザイン及び細部の仕立てに繊細さを感じること

です。

何故、そのような傾向が出るのか、私なりの見解として、2つの要因があるものと思っています。

ひとつが

*鞄系の革職人さんは、”CORDOVAN素材”をあまり扱う機会がない

ということ。CORDOVAN素材は、希少性が高いため、大判ロットの原皮を使用することが出来ないんですよね。ゆえに、”コードバン仕様の鞄”は、ほとんど作られていないのです。

CORDOVAN素材は、素材構造も他の革素材とは大きく異なる特殊な革。CORDOVANならではの特性やちょっとした取り扱い方の違いなどを経験的にあまり知る機会の無い、鞄系職人さんにとって、どうしても、細やかな部分に課題が生じてしまうのではないかと思うのです。

二つ目が

*鞄系職人さんの強度重視・耐久性重視の視点がフォルムデザインの繊細さ不足に繋がるのでは。

という要素です。

”財布”においても、もちろん、強度や耐久性は大切な要素なのですが、収納の重さが増しやすい”鞄”と比較すると、重要性は低くなるもの。

しかし、鞄系の職人さんにとっては、その塩梅(強度とデザイン性のバランス)がつかめずに、どうしても強度・耐久性重視の作りが目立ってしまうのではないかと、私は推察しているのです。

ゆえに、どうしても、財布の細部デザインなどに、繊細さが欠けた・・”ごっつい印象””ボリューミーさ”などが感じられる傾向があるんですよね。

私は、財布には、スマートさ(実際には、スリムデザインではなくとも、イメージ的なスマートさが大切かと)が必要だと思っています。

コードバン仕様の財布を創作している日本革ブランド&革工房。5選!

日本で、上質なCORDOVAN素材を使用した財布を創出している革ブランド・革工房は限られた数しかありません。(正規のCORDOVAN素材入手ルートを持っている革ブランド・革工房という意味)。

そんな中から、先にお話した評価ポイントを含め、コードバン仕様財布を創作している、おすすめの日本革ブランド&革工房を厳選5つ、ご紹介したいと思います。コードバン財布購入のご参考になりましたら幸いです。尚、掲載順位に優劣(おすすめ度合)はありません。

1.ココマイスター(COCOMEISTER)

ココマイスター

近年、本格的な革仕様メンズ財布を創出・販売するブランドの中で最も勢いのある(人気の高い)革ブランドがこちらのCOCOMEISTERです。

現在(2017年8月時点)、最も売上高のある革ブランドとなっています。

2009年7月に設立された、どちらかという、まだ歴史の新しい革ブランド。成長力の高さを感じさせてくれます。そんなココマイスターでは、現在、「水染めCORDOVAN仕様の財布」「シェルコードバン仕様の財布」「蝋引きコードバン仕様の財布」の3つのコードバン財布ラインナップが揃っています。

ココマイスター(COCOMEISTER)公式HPはこちら。

2.ワイルドスワン(WILD・SWANS)

ワイルドスワンズ

オリジナリティーの高い”財布デザイン”が魅力となっている日本革ブランドが「WILD SWANS」です。

WILDSWANSは1998年にスタートした日本革ブランド。

ブランド名ともなっている「白鳥の曲線美」を活かしたフォルムデザインがワイルドスワンの代名詞ともなっており、高い評価を得るポイントともなっています。

ワイルドスワンでは、貴重な国産CORDOVAN”レーデルオガワ製水染めCORDOVAN”仕様の財布シリーズとシェルコードバン仕様の財布シリーズがあります。

ワイルドスワン(WILD SWANS)公式HPはこちら。

3.ガンゾ(GANZO)

ganzo

ガンゾは、1917年に開業した合名会社味岡順太郎商店を起点として、1999年に創設された日本革ブランドです。

”本物志向であること”を最重要視した、高級革財布が商品ラインナップの中心となっています。

ガンゾ(GANZO)では、「水染めコードバン仕様の財布シリーズ」と「シェルコードバン仕様の財布シリーズ」の2つのコードバン財布シリーズがあります。

ガンゾ(GANZO)公式HPはこちら。

4.キプリス(CYPRIS)

cypris

キプリス(CYPRIS)はモルフェ社によって、立ち上げられた日本革ブランド。

”maid in japan”を主要なコンセプトとして、日本ならではの”物づくり”を大切にしているのが特徴です。

CORDOVAN素材にもこだわりを持った、財布づくりがなされており、「新コードバン仕様の財布」「オイルコードバン仕様の財布」「シェルコードバン仕様の財布」「ナチュラルコードバン仕様の財布」と豊富なラインナップが揃っています。

キプリス(CYPRIS)公式SHOPはこちら。

5.ソメスサドル(SOMES SADDLE)

ソメスサドル

ソメスサドル(SOMES SADDLE)は1964年に誕生した日本唯一の馬具メーカー として、高い地位を確立してきました。

馬との関わり合いが深いことから、馬革・CORDOVAN素材にも、思い入れが深く、機能的なコードバン仕様財布が作られています。

余分なデザイン性を省いた、シンプルなフォルムデザインが特徴。「ハノーバー」と名付けられた財布シリーズが、コードバン仕様財布となっています。

ソメスサドル(SOMES SADDLE)公式HPはこちら。

CORDOVAN素材にも多様性があります。こちらの記事

オリジナリティー(個性的)な魅力を有したCORDOVAN仕様の財布を創作している日本革ブランド!3選。

もご参考にしていだたければと思います。

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